毛細管現象が跋扈して
太陽の余光を暗い空が啜っている
幽かな悲鳴がこだまして
僕はカーテンを閉める
言葉が無秩序に積みあがって
その意味も確かめられぬまま
溺死した少年は企てに荷担する
高架線は乗っ取られて
操縦席の回顧に共鳴して
梅雨前線は南下するでしょう
システムキッチンが夢なんですよ
ええ 離婚しちゃいました
指輪は売っちゃいました
子供が晴れ渡った空の喉笛をかみ切って
泣いている ああ
発売された犬小屋のペーソスに乗っかって
ヴァンアレン帯に引っかかって
どこでもドアは囲繞され
ぼくドラえもんです
うにょうにょです
滑ってどっかん
ぶっ壊れたテトリスのように
いびつに積みあがった言葉の卒塔婆
そのどれもがなぜか舌に甘く
僕は食欲をかきたてられ
冷凍庫のアイスクリームを思い出す
心を抜き去って立ち上がると
僕は倒れた
そして僕は食用にされた
かわいそうな象の物語や
男として見れないから ゴメンね
とかいった見知らぬ辛い経験を
煩悶とともに繰り返し
嘲笑う旧友の尻を
怒りを込めて思い切り蹴ったら
そこは蝉しぐれが五月蝿い明日の朝だった
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